《円安で中国系業者参入・・・って、するか?!!》
【1月16日:今朝の状況】
※為替(ドル/円)ドル=158円65銭【08:30現在】
※N.Y.ダウ:49,442.44(+292.81)
※銅LMEセツルメント($/t)
①午前売:13205.0(-130)
②午後売:ー
※COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅:5.948(-0.061)
④金:4616.3(-10)
※WTI 原油先物($/bbl)
⑤ 59.19(-2.83)
※本日時点予想計算値:国内銅建値 (/kg)
①ロンドン午前:2150円
②ロンドン午後:ー
③N.Y.:2130円
※ニューヨーク為替引値(円)
158.64-158.65(0.21円安-0.18円安)
【1月15日:昨日の状況】
※国内銅建値2190円(1月13日より+80円)
《円安で中国系業者参入・・・って、するか?!!》
※昨日1月15日(木)全国紙:日本経済新聞の“商品”面に、リサイクル環境推進部会(通称
リカンスイ)の重鎮:我らが、三報物産の山口社長のコメントが掲載されました。掲載記事
(写メ)を添付します。
※コメントは「日本で(アルミスクラップを)回収し、海外で売りさばけばもうかるとの噂
が広がって、中華料理屋から転じた事業者もいると聞く」という内容。正に、その通り。
小生も、旅行業界・人材派遣業界など全く違う業界から、非鉄金属スクラップ業界に参入し
た中国人を、何人も存じ上げております。
※さてここで問題にしたいのは、日経新聞記者の“記事の切り口”です。サブタイトルにも
ありますが、「円安で中国系業者参入」とありますが、これは本当でしょうか?
※日本で金属スクラップの仕事に参入した中国人は、為替レートなど関係なく、1ドルが100
円でも、120円でも、150円でもこの仕事を始めたと思います。
※山口社長の言う通り、中華料理店より金属スクラップ業が儲かると思うから、この仕事を
始めただけ。参入理由は他にも沢山あり「金属相場が上がっているのを見た」「日本での参入
障壁が低い」「専門の知識や資格が要らない」「捨てられているものを拾うだけで簡単だと
思った」などなど、様々な理由があるでしょう。
※ですが円安は参入の理由ではありません。1ドル=140円の時には参入する気がなかったが、
1ドル=150円になったから、「让我们开始工作吧(よっしゃ始めたるで〜!!)」と、為替の
円安進行をきっかけに、この仕事への参入を決めた中国系業者は、絶対にいないと断言でき
ます。
※皆さま、近所の中国人スクラップ業者社長に聞いてみてください! 為替が円安になった
のを見て、この仕事に参入を決めた人は一人もいないはずです。
※事実、この30年間、為替レートが1ドル=80円のときから、日本国内の金属スクラップ市場
へ、中国人の参入はずっと・ず〜っと、続いています。断続的です。
※日本国内の部品を組み立てて作った製品(自動車・家電など)を、海外に輸出し1個=○○
ドルで売っているビジネスであれば、“円安=輸出して利益が増える”は当てはまります。
※中国で1個=1ドルで売れれば、それが日本円換算で140円より150円の方が、日本での売上
高が多いからです。
※日経新聞の記者は、円安=輸出の仕事は全て利益が増える!という思い込みで、=完全に
間違えた切り口で、この記事を書いているのだと思います。
【photo ひとこと 当該記事の写メ】
以上