2月20日 相場情報

《積極経営とは》

【2月20日:今朝の状況】

※為替(ドル/円)ドル=155円01銭【08:30現在】

※N.Y.ダウ:49,395.16(-267.50)

※銅LMEセツルメント($/t)  
     ①午前売:12626.0(+23)
 ②午後売:ー

※COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス) 
     ③銅:5.73(-0.0635)
 ④金:4975.9(-10.6)

※WTI 原油先物($/bbl)  
     ⑤66.43(+1.24)

※本日時点予想計算値:国内銅建値 (/kg) 
     ①ロンドン午前:2010円 
     ②ロンドン午後:ー  
     ③N.Y.:2010円

※ニューヨーク為替引値(円)
154.82-154.85(1.54円安-1.55円安)

【2月19日:昨日の状況】
※国内銅建値2020円(2月18日より-20円)

《積極経営とは》

※先日、ある上場企業で海外営業部長を勤める友人と、そもそも会社の業績
って伸ばさなければいけないのか?との根本的な議論になりました。(恐ら
く彼は株主やら役員から、業績を伸ばすように言われ過ぎて嫌気がさしてい
る・笑)

※今年の売上を100とした場合、来年も100、再来年も100、で、最低限の
コスト(販売管理費)を賄えれば、企業は黒字を確保できます。分かりやす
く例を上げると、毎月1,000万の売上で年間の売上高が1億2,000万円、
販管費が毎月900万なら毎月100万円の利益、年間1200万円の利益(税引前)。
日本の法人税地方税などの実効税率は約4割(法人税は3割程度)なので、
480万円の税金を払っても、720万円(税引後)が残ります。

※資本金が1億円の会社であれば、ROE(return on equity)は、7.2%です。
(そんなに悪くない)
※業績を伸ばさなければいけないか?とは、売上や利益をこれ以上伸ばさ
なくても、この程度で十分なのではないか?ということです。

※より具体的には【A】と【B】どちらの方法を会社として取るべきでしょう
か?
【A】毎年毎年同じ仕事だけをして、720万円の利益を会社にプールして貯め
ていくのがいいか?(unchanged)
【B】“新規に投資“をして将来に備える(種をまく)のがいいか?という
ことです。(change)

※“新規の投資“と一言で言っても、a老朽化した設備の修繕、b新規の設備
投資(車両・機械・ソフト)、c人の教育育成・採用、全く新しい技術へのd
研究開発など様々です。我々非鉄金属スクラップの業界であれば、e違う
種類のアイテム(金属)を扱ったり、f新たな地域・国への横展開(面展開)
もあるでしょう。
※新規の投資とは、現状と同じことだけをする【A】のではなく、企業活動
変化を促すこと【B】です。

※小生が正しいと考える方法は【B】です。何故なら会社を取り巻く環境が
常に変わって行くからで、来年も、再来年も、同じ環境である保証はなく
(大抵の環境が場合変化するので)、今年の売上が100であっても、来年の
100、再来年の100が約束されていないからです。その為に種を撒く必要が
ある。

※さて昨日のバブル後遺症の話に戻ります。
日本の社会、特に大手企業は、あまりにバブルの失敗を引きずり過ぎ、減点
主義が蔓延り、“何もしないこと”がヨシとされ過ぎたのではないでしょう
か?結果として、この30年間は、会社が新たな投資をしない非積極経営で
あった。
※今でも大手の銀行や商社の方と話すと、(小生から見ると)「この人、
本当に、毎日、仕事してんのかな?」と疑いたくなるような社員が結構い
ます。それでもそれは、“失敗するよりは、成功しない方がいい“という
会社の仕組みのせい
(社員のせいではない)なのだろうなと、ほぼ呆れて見ています。

【photo 一言 サラリーマンは気楽な稼業ときたもんだ】

以上